スポーツ鍼灸
ケガをしたら鍼灸師と柔道整復師、整体師…どこに行けばいいのか?
こんにちは!鍼灸師の坂口です。
先日、白樺高校の男子バレー部の神原昴汰(かんばらこうた)さんにインタビューを行いました。
プラス鍼灸というタイトルで北斗病院の広報誌「ほくと7 Vol.107(9月号)」に掲載されていますので、ぜひご覧ください!
過去に自分自身がケガをした経験から柔道整復師を志すようになった神原さん。
高校卒業後は資格を取得するために専門学校で3年間勉強したのち、国家試験に合格すれば晴れて柔道整復師の仲間入りとなるので応援しています!
ところで「鍼灸師と柔道整復師って何が違うの?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
また街中で見かける「鍼灸院」「接骨院」「整体院」の違いをご存知でしょうか?
今回はそれぞれの資格の違いと「結局どこに行けばいいのか?」の判断の仕方について説明します。
ポイントは「国家資格」と「独立開業権」
医療系の資格はいくつもありますが、まずは「国家資格」と「民間資格」で大きく2つに分かれます。
次に「独立開業権があるかどうか」も1つのポイントです。
代表的な医療系の資格を一覧にまとめてみました。
ただ違いはわかっても「結局、私はどこに行けばいいのか?」と悩まれる方が多いと思いますので、選ぶ際の大まかな考え方を紹介します。
①病院に行く
やはり第一選択肢は「病院」です。
たとえ軽い症状であっても重大な病気の前兆の場合もありますし、「大丈夫だろう」と自分で判断するのは危険です。
ただ「何科に行けばいいのか」わからない時もありますよね。
緊急を要する症状でない時は「(自分の症状)+何科」で検索してみましょう。
もし症状が重く今すぐ病院に行くべきか迷ったら、24時間無休で医療専門家が対応してくれる「#7119(救急相談センター)」に電話しましょう。
緊急度の高い症状だった場合は、そのまま救急車を呼ぶことも可能です。
またかかりつけの医師がいれば、相談するのも良いでしょう。
②鍼灸院/接骨院/マッサージを検索
病院で一通り検査を受けたけど異常が見つからない、セカンドオピニオンも検討したけれど何か他の治療方法を探してみたい…と思ったら鍼灸/柔道整復/マッサージを視野に入れて検索してみましょう。
「(自分の症状)+地域名+鍼灸or整骨院orマッサージ」で検索するのがオススメです。
ただ「こんな症状だったら鍼灸に行った方がいい/マッサージを受けた方がいい」というのは一概には言えません。
なぜなら、それぞれの治療院によって得意としている症状が全く違うからです。
検索して出てきた治療院のHPをよく読んで、
・誰が治療しているのか
・どんな治療をするのか
・治療の実績はあるか
など、気になる部分をチェックしましょう。
自分が困っている症状を専門にしている治療院を選ぶのがオススメです。
③整体などを検索
上記の①と②を試しても良い情報が見つからない場合は、さらに整体などの治療方法も検討してみましょう。
ただし民間資格のため、誰がどんな治療を行っているのか、鍼灸やマッサージ以上によく検討してから行くことをオススメします。
もし身近に行ったことがある人がいれば、口コミが聞けると安心ですね。
まとめ
- 医療系の資格は「国家資格 or 民間資格」で大きく2つに分かれる
- 「独立開業権があるかどうか」もポイント
- 国家資格かつ病院勤務(独立開業権は無し)…理学療法士、作業療法士
- 国家資格かつ独立開業権あり…鍼灸師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師
- 民間資格…整体師など
ほくと鍼灸院ではアスリートやスポーツ選手への鍼治療に力を入れています。
最高のパフォーマンスを発揮するためにお手伝いしますので、お困りの症状がありましたらぜひご相談ください。