つらい症状から早く回復するために

- マッサージを受けても楽にならない
- 薬には頼りたくない
- この辛さをどこに相談したらいいのかわからない
- 早く良くなりたいが、痛い治療は受けたくない
- 痛みや不安なく生活したい
このようなお悩みをお持ちではありませんか?当院はつらい症状から早く回復していただくために北斗病院鍼治療センターと共同で研究を行い、鍼の技術を磨いています。
研究の結果、効果的な鍼治療を行うために3つの条件が必要であることがわかってきました。
- 鍼は少ない本数であること
- 優しい刺激であること
- 原因に対してアプローチすること
多すぎる鍼や、強すぎる刺激は時に回復の遅れにつながることがあります。また、つらさの原因は必ずしも患部にあるとは限りません。
つらい症状から早く回復するために①鍼は少ない本数であること

たくさん鍼をすればするほど効果が上がるわけではありません。鍼は体に刺激を与える治療方法なので、数が多すぎると鍼の治療効果よりも体への負担が大きくなり、回復の遅れにつながります。
最新の研究では、早く良くなるために最適な鍼の本数は1回の施術で3〜7本であると結果が出ています。
つらい症状から早く回復するために②優しい刺激であること

「鍼は痛い方が効く」と誤解されている方もいるかもしれませんが、決しそんなことはありません。
体に強い刺激を受けると、脳は脳内麻薬と呼ばれる物質を分泌し、痛みを遮断しようとします。脳内麻薬は痛みを遮断すると共に、快感をもたらします。これがいわゆる「痛気持ちいい」という状態です。
筋肉には強い刺激を受けると硬くなる性質があります。強めのマッサージを受けるとその場は気持ちいいがもみ返しが来た…という経験はないでしょうか。
その場では気持ちが良いのですが、強い刺激を受けた筋肉はダメージを受けるため、硬く緊張してしまいます。それがコリや重さ、だるさなどにつながり、さらに強い刺激と気持ちよさを求める…という悪循環に陥ってしまいます。
鍼はピンポイントで刺激を与えることができるため、体への負担を少なくすることができます。体への負担が少ない方が、回復までの時間は短くなります。
また現代の鍼には痛みを出しにくくする工夫もこらされており「思ったほど痛くない」という感想の方が大半です。
つらい症状から早く回復するために③原因に対してアプローチすること

つらさの原因には2つのパターンがあります。
- つらいところと原因が同じ
- つらいところと原因が異なる
1の場合、つらいところをもみほぐしたり、鍼をすれば回復に向かいます。しかし2の場合は、原因が別のところにありますので、いくら患部をほぐしてもつらさは和らぎません。
また、めまいや胃腸の不調だと自分でもどこが原因かわからず「どうすればいいか分からない」「どこに相談していいかわからない」というケースもあります。
検査で異常が見つからない場合でも、体には何かしらのサインが出ているもの。そのサインを見逃さず、適切にアプローチすることで回復に向かうことが出来ます。
当院の鍼灸師は北斗病院鍼治療センターで研修を受け、日々技術を磨いております。「私の症状、鍼で良くなるかな?」と思った際は、ぜひご相談ください。