鍼灸

ほくと鍼灸院ができるまで【後編】ほくと鍼灸院誕生

こんにちは!鍼灸師の坂口です。全3回「ほくと鍼灸院ができるまで」シリーズも最終回となりました。

前回のあらすじ

鍼による脳の活動を測定する実験や、病院での取り組みが評価され、北斗病院の鍼治療センターで治療を希望する患者さんが増えてきました。病院では受け入れられる患者さんに限りがあるので、病院外に鍼灸院を立ち上げることに。

しかし、プロジェクトに参加する鍼灸師は札幌に自分の院を持つメンバーばかり…そこに、鍼灸院オープンの話を聞きつけた坂口(この記事を書いてる人)が東京から帯広にやってきます。

今回はほくと鍼灸院開業から半年間の出来事を振り返りつつ、ご紹介します。

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当時、私は東京の鍼灸院に勤務していて、臨床のかたわら会社が開催する鍼灸セミナーの講師をつとめていました。谷地先生とはセミナーで何度もお会いしていて、帯広市の北斗病院で鍼治療をして活躍する様子をブログで見たり、直接話に聞いたりしていました。

そんな時、北斗病院で新しく鍼灸院を出すと聞いた私は、居てもたってもいられず応募。当時から鍼灸が医療として認められる試みに興味があり、新しい鍼灸院ならそれが出来るんじゃないか?と感じました。

鍼灸が医療として認められるためには、多くの鍼灸師の協力が必要です。そのために、鍼灸の流派や手法の垣根なく、同じ志を持った鍼灸師が学べる環境が出来ればと思っています。

また、鍼灸が医療と認められるには「誰がやっても安定して効果を出せる」ことが重要ですが、同時に鍼灸のような人の体に触れる治療は「誰がやるか」も無視できない問題です。

親しい人とそうでない人、信頼している人とそうでない人では、同じように体に触れられたとしても受け止め方は真逆になりますからね。このあたりの問題も、クリアしていかなければいけません。

ここからは、開業から半年間の振り返りをInstagramでご覧ください。

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#鍼灸 #北斗病院 #帯広

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最後に、まだ鍼灸治療を受けたことのない方に。

現在の日本では、鍼灸の効果が十分に知られているとは言えない状況です。

「鍼って痛くないの?」「鍼って何に効くの?」など素朴な疑問や、わからないことは何でもお尋ねください。

また「私の症状、鍼でよくなるかな?」と思った際は、お気軽にお問い合わせください。お困りのご症状や、発症の経緯をお伺いし、鍼がお力になれるかお答えします。

以上、「ほくと鍼灸師ができるまで」でした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

ほくと鍼灸院ができるまで【前編】と【中編】はこちら