セルフケア
意外と見落としがちなストレスに対する4つの対処法
こんにちは。鍼灸師の坂口です。
皆さんは日々降りかかってくる体の不調や精神的なストレスなど、どのように対処しているでしょうか?
具体的な方法はネットで検索すればたくさん見つかりますが、あまりにも情報が溢れすぎていて何から取り組めばいいか分からない…となってしまったことはないでしょうか。
今回紹介する4つの方法、というか考え方の枠組みを知っておくことで「今かかえているストレスにどう対処すればいいか?」が考えやすくなるのでぜひ最後まで読んでみてください。
それではいきましょう。
基本的な4つの考え方
今回は肉体的な不調や疲れ、メンタルにかかる負担どちらも「ストレス」として扱っていきます。
基本的な考え方は以下の4つです。
①鍛える
ダメージ10のストレスが降りかかってきた時に、体力が50しかない人と1000ある人では相対的に受けるダメージが全く違います。
具体的には「運動して体を鍛える」「過酷な環境に慣れる」などがあります。
鍛えられるとちょっとやそっとではダメージを受けなくなりますが、かなりマッチョな対処法なので潰れてしまわないように注意が必要です。
②減らす
受けているダメージを減らすことでストレスに対処する方法です。
具体的には「抱えている仕事量を減らす」「ストレスのある人間関係を減らす」などがあります。
手取り早くダメージの総量は減らせますが根本的な解決にはならないこともあります。
③回復させる
受けたダメージをしっかり回復させる方法です。
質の良い寝具で睡眠の質をアップさせる、サプリで栄養を摂る、鍼灸など施術による体のケアがこれに当たります。
受けるストレスは同じでもパフォーマンスを出せるやり方ですが、時間とお金の余裕を作り出す必要があります。
④負荷を逃す
②減らすと似ていますが少し違います。降りかかってくる負荷は同じだけれど別の場所で受けるイメージです。
例えば「ランニングのフォームを変える」「同じ精神的ストレスを受けていてもマインド面で受け取り方や捉え方を変える」みたいな感じです。
こちらも受けるストレスは同じでもパフォーマンスを出せるやり方ですが、ランニングのフォームを変えるのもマインド面での受け取り方を変えるのも一朝一夕で出来ることではありません。専門的な知識と継続的な取り組みが必要です。
回復した体力でもう一休みする
これもすごく大事な考え方だと個人的には感じています。
風邪から回復したらすぐにいつも通りの仕事をこなそうとしていませんか?
ケガが治りきっていないのにすぐに元の練習量をこなそうとしていないでしょうか?
良くなったと思っても「見かけ上は治っているけれど、まだ回復しきってない」みたいなケースはよくあります。
もう行けるかな、と思った時こそもう一休み。これ結構大事です。
特に定期的に調子を崩してしまう方は要注意です。
どうしたって日々のストレスは降りかかってくるのでそれを無くすことは出来ません。
でも対策することはできます。
あなたは今どんなストレスを受けているでしょうか?
そしてそのストレスにどのように対処しているでしょうか?他にも出来ることはありそうでしたか?
この記事を読んだ皆さんの日々の生活が少しでも気楽になることを祈っています。
それではまた!