関節・筋肉の痛み、しびれ

  • そのうち治るだろうと思っていたが、一向に良くならない
  • マッサージを受けても楽にならない
  • 痛み止めが効かなくなってきた
  • 「動かした方がいい」と言われたが、そもそも痛くて動かせない
  • 手や足がしびれている、感覚が鈍い
  • 色々な治療を試してみたが、あまり改善が見られない

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

つらさの原因は、患部にあるとは限りません。例えば腰の痛みなら肩や股関節などに原因があるケースが多くみられます。

適応症状

頚・背中の痛み|むちうち・寝違い

肩・肘・手の痛み|五十肩・テニス肘・腱鞘炎・ばね指

腰の痛み|椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症

股関節・膝の痛み|変形性関節症

足首・足裏の痛み|ねんざ・足底筋膜炎・モートン病

手足のしびれ|手根管症候群・坐骨神経痛

患者さまの感想

「痛み」と「しびれ」のメカニズム

なぜ「痛み」や「しびれ」を感じるのでしょうか?

「痛み」や「しびれ」は体に危険が迫っていることを伝える大切なサインなので、もし痛みを感じなければ、大ケガを負ってしまったり、より深刻なダメージを受けてしまいます。通常、痛みのきっかけが無くなれば、痛みも治まります。

しかし、血行不良や筋肉の過剰な緊張などで回復が遅れ、なかなか痛みが引かないことがあります。痛み止めや湿布で回復すればよいのですが、それでも痛みが治らない場合があります。

回復を遅らせる原因の一つに、患部と離れたところに緊張が残っている場合があります。原因が患部から離れた場所にあるので、なかなか自分でも気づくことができません。鍼灸はこのようなケースを得意としています。

病院での一般的な治療

通常、病院を受診すると問診やレントゲン、MRIなどの検査を行い、必要に応じて痛み止め、神経ブロック注射、手術などの治療を行います。

痛み止めとしては、NSAIDs(エヌセイズ)・リリカで有名な神経障害性疼痛治療薬・抗うつ剤・オピオイドなどが使われています。また鎮痛補助薬として、抗てんかん薬・血管拡張薬・筋弛緩薬・抗不整脈薬などが使われることもあります。

神経ブロック注射は、麻酔薬などを体内に注入することで痛みの信号をブロックします。神経や筋肉、骨が物理的に障害を受けている場合は、手術が行われる場合もあります。

「痛み」と「しびれ」の鍼治療

痛みやしびれがなかなか治らない場合、原因は必ずしも患部にあるとは限りません。体の動きは全身のバランスで成り立っているので、痛みやしびれを感じているところ以外に目を向ける必要があります。例えば、腰痛であれば肩や股関節に原因がある場合があります。

また、北斗病院鍼治療センターでの研究によって、効果的な鍼治療を行うために3つの条件が必要であることがわかってきました。

①鍼は少ない本数であること

たくさん鍼をすればするほど効果が上がるわけではありません。過剰な刺激は回復の遅れにつながります。

②優しい刺激であること

「鍼は痛い方が効く」というのは誤解です。体への負担が少ない方が、回復までの時間は短くなります。

③原因に対してアプローチすること

体を広くみて原因を探し、適切にアプローチすることで回復に向かうことが出来ます。

スタッフから患者様へ

痛みやしびれで思うように生活が送れない、やりたいことが出来ない…このようなつらさから少しでも早く回復していただくため、私たちは日々技術を磨いています。

つらさの原因は意外なところに隠れているもの。「関係ないかもしれないけど…」という患者様の一言がヒントとなり、改善に向かうケースが多くあります。

つらい痛みやしびれでお困りでしたら、ぜひご相談ください。